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おしん~新橋演舞場
2008年7月4日から27日ま新橋演舞場で「おしん」の舞台公演が行われています。
友達から当日の都合が悪いので行かない?と、連絡があり、喜んでチケットを頂ました。
舞台を見に行くのは久しぶりなので、夜の部開演4時半を一時間も前に劇場に到着していました。

「おしん」は昭和58年(1983年)から翌年にかけてNHK朝の連続テレビ小説として放送され、
平均視聴率52.6%と当時空前のブームを巻き起こしました。私は当際はお勤めをしていまし
たから、毎朝ゆっくりと見た記憶はないのですが、あらすじは何かと知っていたように思う。
そして良く泣きました。時代や状況は違うけれど、戦後の大変な時期を乗り越えてきた私達
にも共感する部分があり、「おしん」の時代がそんなに大昔のお話ではなかったような気がしますね。

物語は明治40年春、山形の最上川上流にある小さな村から7歳の少女が米一俵と引き換えに
奉公に出されるシーンから始まります。春未だ浅き東北の雪の中、父母や家族との別れ、筏で川を
下る少女の切ない叫び声が胸を打ちます。奉公先での過酷ないじめに耐えられず家を飛び出し、
雪の中に倒れている所を脱走兵に救われる。山小屋の隠れ里での半年余の生活は読み書きを
教わったり、心休まるひと時であったが、探索の手が入り男は殺されてしまう。その後は
酒田の米問屋、加賀屋で奉公することになり、加賀屋の女主人との出会いが「おしん」の運命を
変えていく。娘加代とも仲良くなり姉妹のように育てられる。
月日は流れ16歳になった二人。転機が訪れるが・・・

様々な出会いや別れを通して成長し結婚するまでの半生を、豊かな現代に生きる私達に何が
本当に大切で、家族とは何かを「おしん」は優しく語りかけてくれています。


新橋演舞場の入り口と開演前の劇場内部。3階席まで一杯でした。
 

 

「おしん」の子供時代を演じる子役の、諸星すみれちゃんの演技が素晴らしく泣けました。
体当たりの演技は迫力がありますね。最近の子供達は総じて演技が上手で吃驚しますね。

貧困のために一番被害を蒙るのは女や子供達。現代でも海外の貧しい国々ではまだ
人身売買などが行われていると聞きますね。ほんとうに胸が痛みます
おしん」の時代は未だ終わっていないのかも知れませんね。





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