銘酒のある○○

2010年3月20日
http://soho.ioi1.net/dt_baiointernational.html
銘酒のある○○


 雑誌では、ローテンションのように美味しいお酒(これも、内容的には日本酒、焼酎、ワインのローテーションが組まれているが如く)の飲める居酒屋を紹介する。
 そこには、常連さんもあれば、新顔もあったりする。内容的にどこまで追求しているかは別問題としても、居酒屋選びの参考として(酒選びの参考にはしないですけど、私の場合)であったり、居酒屋疑似体験として楽しめる。

 ところがだ。。。                                                                 ↑写真と本文は無関係

 諦めているのか・・・
 箸にも棒にもかからない酒を使っていることは常識化しているのか・・・
 仮にあったにしても、紙面を埋める事が出来ないほど少ないか、取り上げるほどには徹底していないのか・・・

 いずれにしても、「銘酒の飲める温泉宿」っていう特集を見たことが無い。

 当然、風呂は宣伝する。これは見たことある。料理もありきたりと言え、見たことがある。だけど、美味しいお酒を飲ませてくれるっていう記事、絶妙のタイミングでお酒を出してくれるっていう記事、考えられた提供温度でお酒を飲ませてくれるっていう記事、まずもって見たことが無い!
 加えて、「リーズナブル」「コストパフォーマンスの高い」とくれば、もう夢のまた夢なのか?

 温泉旅館との常時取引はないが(納入金額を聞けば、我々普通の酒屋は断るしかない)、稀に、お客様のご要望で当地では当店にしかないお酒を納入する事がある。
 もうそれは、自分が「家来」か「下僕」、「下働き」か「奴隷」にでもなった気分にさせられる。あちらは、お大臣様、お殿様並に高飛車。
 まぁ、商売だから・・・・ぐっと我慢。(だけど、絶対自費では泊るもんか!)
 後から聞いた話だが、300円で納品したお酒は1200円で出てきたそうな。冷蔵庫で冷えていたお酒を、納品し、旅館でも冷蔵庫へ。そして、全くそのままお客様へ。なんて、ぼろい商売だとも思ったが、その人は二度とその旅館に行かなくなったから、結果的にはバカな行為だったわけだ。

 しかし、こういうバカな行為は大なり小なり、繰り返されていると思う。
 地方の名産品ツアーとかいって、バスで都会からお客さんを連れてきては、その実名産品と言っている物は海外から輸入したものだったり冷凍品だったり・・・。
 わからない人もいるだろうけど、わかっちゃった人は二度と行かないでしょうね。一軒でもそんな旅館があると、その温泉全体のイメージが崩れるってこと考えて・・・いないんだろうな。

 お酒にしても、「ど~~~せわかりゃしないんだから」って、問屋の不良在庫パック酒を元の値段の半額以下で買い取って、通常の代金で提供したりしちゃ、アウトだよ。
 一度でも、手を染めた事があるなら、全てオープンにして、謝罪し二度としない事を誓ってこそ、前進できる道があると思う。

 温泉は魅力的だ。
 でも、今の温泉旅館には行こうと思わない。ジョギングして、公共温泉施設の風呂に入って、家で手料理と美味しいお酒を飲んだほうがいい。

 でも、やっぱりこの魅力的な温泉にお酒も含めてグルメな人たちが集まってくるといいなって、温泉に囲まれたところに住んでいると思う。
 どこかの雑誌やテレビで、「おいしい料理とお酒の宿」特集をしてくれないかな?
 温泉宿、海岸沿いならまだしも・・・

 山の中にあって、なんで山の幸があんまり出てこないんだ?新鮮な(?)魚介類って、どういうことさ?腐りかけの魚介類よりは断然良いんだけど、山で採れる物をもっと中心に出してくれないかね。

 肉は、鹿や熊、イノシシ、キジバトなんてところが山の中の肉だよね。なんで、霜降り牛なんだよ。
 刺し盛りより山菜の盛り合わせがいいな。



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